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川崎毅(KAWASAKI Tsuyoshi)1942年宮崎県生まれ。工業デザインを学ぶため東京藝術大学に入学しますが、工芸の実習で陶芸に触れ、自ら手でものを造ることの楽しさに目覚め陶芸の道を志します。
80年代から、「街」や「匣」と題された作品を制作。「街」は幻想の街並でありながら、どこか懐かしく、遠い記憶を思い起こさせます。
「街」に差し込む太陽の光で、刻々と移り変わる光と影の表情も魅力的で、階段や坂道、小さな窓、ポールなどが配された空間は不思議な空気が漂い、見る人を作品の内へと誘います。
「匣」は中に硝子を用いられている作品が多く、開けると美しい輝きを放ちます。陶と異素材を組み合わせる事により独特の世界観が創造されています。
本展は、90 年代から2023 年最後の作陶など約50 点を展覧させて頂きます。
静謐な佇まいと温もりが感じられる作品を是非ご覧下さい。



2023年制作

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