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井出創太郎(IDE Sotaro)1966年東京都生まれ。1991年愛知県立芸術大学大学院美術研究科絵画油画専攻修了。1987年より銅版画を制作。近年は、銅版画を襖、障子の形式で家屋に宿す作品へと展開。

作品には身近にある草花が使われており、主に紫陽花が用いられています。腐蝕液に版を入れ、時間の流れに伴い変化しつつある一瞬(刹那)をプレスして留める事で、時間と記憶の集積が幾重にも重なりあって作品として昇華されているようです。

作品には全て「piacer d’amor bush」という題がつけられています。「piacer d’amor(愛の悦び)」は幼い頃いつも傍らにあったイタリアの古典歌曲で、作家の記憶全般の暗号となっています。「bush」は、植物が芽生へ、茂り、枯れていく、流れ行く時間と繰り返し、めぐりゆく時間が表現されています。

〈版と言葉〉シリーズは銅版画と共に作家自身の言葉が配された作品です。

piacer d'amor bush<版と言葉>

¥148,500価格
  • タイトル:piacer d'amor bush<版と言葉>2021-q-2

    ed.2

    年代:2021

    技法: 腐蝕銅版画緑青刷り、写真製版

    イメージサイズ: 545x790mm

    額入りサイズ:約620×860mm

    価格:¥148,500(税込)額込みの価格です。

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