向山裕(1984年ー)

兵庫県出身。2004年大阪美術専門学校絵画専攻卒業。国内外で作品を発表し、100号~120号の巨大なキャンバスに実際には指先ほどの小さな生物を精密なタッチでリアルに描き注目を集めました。

珍しい海洋生物 や動物 などを独特の世界観で緻密に描く向山 。その興味は自然界と生命の循環、一瞬で繰りかえされる美しくも儚い現象の不可思議さにあるようです。緊張感あふれる作品からは彼らから届けられる様々なメッセージへの畏敬の念が感じられます。

 

エリンギ

¥330,000価格
  • タイトル:エリンギ(立体)

    素材:石塑粘土   年代:2016年

    サイズ:280×270×H590 mm

    価格:¥300,000(税別)

     

    《作家コメント》

    子供の頃、椎茸や舞茸やブナシメジが並ぶいつものキノコ売り場に、唐突に変なキノコが加わった日のことをよく憶えています。ラベルには「エリンギィ」という耳慣れない名がありました。その後実にスムーズに日本の食卓に入り込み、今では本邦のキノコ生産量第5位という不動の地位に収まりました。カオリヒラタケという和名も考案されたものの、なぜか剥き出しの学名であるエリンギの方が通ってしまったため、あれから二十余年経った今でも、ちょっと外国人と同居しているような感覚があります。