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命の讃歌.JPG

今村由男展

第3回  版画 フレスコ画

2024年1月15日[月]-2月3日[土]

開廊時間:11:00ー18:30  日曜休廊

作家在廊日:15日  14:00〜18:00

                  16日  12:00〜15:00

「命の讃歌ールドンへのHommage」  エッチング・木版・箔

コロナは5類に引き下げられようやく人の動きも活発になってきました。
そうした中、昨年は国際交流展で韓国、台湾に行き、国は違っても作家達の熱い思いを感じ戻ってきました。
この歳になって見えてくる人生の景色、そしてまだまだ新しいイメージの渇望がございます。
そうした作品を展示いたしますのでご高覧くだされば幸いでございます。                           今村由男

今村由男1948年 長野県生まれ。独学で版画を始め、銅版画家・中林忠良氏に私淑。
国際版画ビエンナーレ多数授賞。作品は世界20ヶ所以上の美術館に収蔵されています。
度々訪れるヨーロッパの風景や身近にある自然、天文的要素をモチーフに幾何学的な文様を調和させ描かれた作品は、重厚で独自の世界を創り出しています。銅版と木版を併合し箔があしらわれた作風は、琳派にも通じる日本の伝統美が感じられます。
又、版画と平行して制作してこられたフレスコ画は、漆喰をベースに描かれる工程の中で偶然現れるマチエールを活かしながら描き進められます。その独特の質感と表現は、古い記憶の化石を掘り出すかのようなノスタルジックな感情に誘われます。
今回は版画、フレスコ画約30点を展示致します。
日々繰り返される自然の連鎖や移ろいゆく風景、時の記憶を封じ込めた幻想的な作品を是非ご覧下さい。

版画

フレスコ画

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